子育て中の女性が「起業」を考えたとき、子どもの預け先を検討する4つのステップ

子育て期のいま、起業について勉強したい。
育休中にキャリアの可能性を考えたい。
いつか、起業してみたい。

子どもの成長とともに、自らの成長についてもいろいろと考えることがあります。

そんな子育て期だからこそ、起業の勉強会やセミナーへ行ったり、相談に行きたいと思うこともあるでしょう、

そんな場合の、子どもの預け先を検討する際の4つのステップをご紹介します。

子どもの預け先を検討する際の4つのステップ

子どもと一緒に参加できない場合など、預け先を検討することになります。

自分でできることから公共のサービスを使う段階まで、4つのステップがあります。

Step1:自助(夫や家族・祖父母・きょうだいなど)
Step2:互助(ご近所・友人・知人など)
Step3:共助(ファミリー・サポート・センター、ベビーシッター、民間保育など)
Step4:公助(行政による一時預かり保育など)

これをケースによって検討してみます。

 

子どもの月齢による検討

0~6か月未満

Step1:夫や家族、祖父母・きょうだいに預かってもらえないか相談してみましょう。
Step2:ご近所・友人・知人に預かってもらえないか相談してみましょう。
Step3:ファミリー・サポート・センターやベビーシッター、民間保育などを検討してみましょう。
Step4:行政による一時預かり保育が利用できないか検討してみましょう。

  • 個別相談などは、一緒に参加できる場合もあります。相談先へ子どもと同席が可能か聞いてみましょう。
  • 講座やセミナーなどは、その目的や状況によって同席が可能な場合もあるかもしれません。気になる場合は問い合わせてみましょう。
  • 同席の場合は、子どもの負担にならないよう授乳や移動時間も考慮し、あまり長すぎる外出は控えましょう。

6か月~1歳未満

Step1:夫や家族、祖父母・きょうだいに預かってもらえないか相談してみましょう。
Step2:ご近所・友人・知人に預かってもらえないか相談してみましょう。
Step3:ファミリー・サポート・センターやベビーシッター、民間保育などを検討してみましょう。
Step4:行政による一時預かり保育が利用できないか検討してみましょう。

  • 個別相談などは一緒に参加できる場合もあります。相談先へ子どもと同席が可能か聞いてみましょう。
  • 講座やセミナーなどは、その目的や状況によって同席が可能な場合もあるかもしれません。気になる場合は問い合わせてみましょう。
  • ハイハイやつかまり立ちが始まり目が話せない時期です。赤ちゃんが動きたい時はその気持ちを大切にしましょう。
  • 預け先がない場合は、無理に同伴をせず、別の機会を検討しましょう。

1歳〜未就園児

Step1:夫や家族、祖父母・きょうだいに預かってもらえないか相談してみましょう。
Step2:ご近所・友人・知人に預かってもらえないか相談してみましょう。
Step3:ファミリー・サポート・センターやベビーシッター、民間保育などを検討してみましょう。
Step4:行政による一時預かり保育が利用できないか検討してみましょう。

  • 個別相談などは一緒に参加できる場合もあります。相談先へ子どもと同席が可能か聞いてみましょう。
  • 講座やセミナーなどは、その目的や状況によって同席が可能な場合もあるかもしれません。気になる場合は問い合わせてみましょう。
  • 1歳を過ぎるとファミリー・サポート・センターやベビーシッター、民間保育の預け先が増え比較的預けやすくなります。
  • 人見知りやイヤイヤ期など、預けられることに子どもが抵抗する場合があります。
  • 預ける場合は、回数や間隔、環境などに配慮し、あまり嫌がる場合は無理に預けるのではなく、別の機会を検討しましょう。

障がいのあるお子さん

障がいのあるお子さんの預け先について、Step1,2,3の検討が難しい場合は、Step4の行政へ問い合わせてみましょう。

 

ステップごとの参考

以下は参考です。この情報が絶対ということはありません。一つの例としてご参考になれば幸いです。

Step1:夫や家族、祖父母・きょうだい

子育てを妻がひとりで抱え込むのではなく、助けてもらいたい時は周囲に相談してみましょう。夫は仕事が休めないからと決め付けるのではなく、まずは「こんな方法でお休みが取れないかな?」「会社にこういう制度ないかな?」と聞いてみましょう。

  • 夫が有給休暇をとり保育する。
  • 夫が育児休業をとり保育する。
  • 事業所内保育など夫の会社の制度が使えないか聞いてもらう。

家族や祖父母・きょうだいも協力してくれるかもしれません。こんなこと頼めないと決め付けるのではなく、まずは聞いてみましょう。

Step2:ご近所・友人・知人

日頃から、ご近所や友人・知人など、困った時に助けてもらえる関係性を築くよう心がけましょう。

起業の準備中だけでなく、起業後も急な仕事や突発的な状況など、子どもを預ける場面がでてくることは十分にあります。

親以外に信頼できる周りの大人と接することは、子どもにとっても社会とつながる良い機会です。

 

Step3:ファミリー・サポート・センターやベビーシッター、民間保育

会員となり、預かったり預けたりするタイプ

 

民間による保育所タイプ

 

民間によるシッタータイプ

 

Step4:行政による一時預かり保育

 

 

困った時は…

身近な人へ協力を求められない、協力が得られないなど、困った時は女性相談へ相談してみましょう。

 

まとめ

人には頼めない(頼んではいけない)という思い込みを捨てましょう。お子さんにとって安心安全な場を考慮し、時には起業のタイミングを少し見計らう検討も必要です。

子育て期は、これまで走り続けてきた人生を振り返り、これから先の人生を見通すにはピッタリの機会です。子育てを通して、今まで気づかなかったことに気づき、「起業」のアイディアが浮かぶこともあでしょう。

起業についてだれかに話たいときは、いつでもWings Cafeへご相談ください。

女性起業・経営相談(Wings Cafe)名古屋/愛知/岐阜/三重

 

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